フロント女性の説明によると、チケットは運転手から直接買うのではなく、事前にオフィスで購入する必要があるそうだ。
都市間のバス移動が盛んなシチリアだけに、通りに数件並ぶチケット店は朝7時前から営業を開始している。
8時半のバスで出発。
海岸沿いに北へ向かってまっすぐ進んで行く。
空模様はかなり怪しく、黒い雲に覆われてエトナ山は全く見えない。
車窓の左に見える海は、太陽が無いのでグレー色だが、こういう地味ながら静かな海も悪くない。
眺めを楽しんでいるうちにバスは細い山道を登っていき、あっという間の1時間でタオルミーナに到着。
待ち合わせの時間まで30分ほどあったので、近くのお店を覗いたり、バーでコーヒーを飲んで一休み。
カフェ2ユーロとは、さすがに観光地料金である。
待ち合わせのPorta Messinaに到着したところで、Myleの呼ぶ声が聞こえ、無事に再開を果たす。
お互い初めての場所で待ち合わせして、それがうまく行くと、とても心が躍るものだ。
この後ローマへ戻る私がタオルミーナに滞在できるのは3時間。
効率良く滞在を楽しもうということで、まずは一番の名所であるギリシヤ劇場へ入場することにする。
あいにく曇天であるが、客席から見る舞台の向こうには美しい海の眺めが広がる。
客席の上まで登っていき、後ろを見ると、そこもまた海!
沢山の団体ツアーが訪れており、又、Stella達と同じツアーのメンバーに会ったりして、よく見ればイギリスからの観光客がかなり多いようだ。
ロンドンからカターニャへ、英国航空の直行便が運航しているというのも頷ける。
メインストリートであるCorso Umbertoを歩いて、眺めのよい4月9日広場へ。
広場にはカフェやレストランのテラス席が並び、屋外ミュージシャンがいかにも観光地らしいイタリアの名曲を演奏している。
広場にあるMocambo Barは、Stellaによるとかつて往年のハリウッドスター達がシチリアでのバカンスを楽しんだことで有名だそうだ。
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| 4月9日広場 |
下は、事前にWebで下調べした時の写真。
広場の噴水の上にある「女ケンタウロスの像」が気になる。
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| ドゥオモ広場 |
観光地に並ぶレストランは、どこも価格は高めで味はソコソコというのは仕方がないが、テラス席からの眺めは超一流だった。
Mylesが2年ほど前に定年退職をしてから、Stellaは地元の婦人クラブなど社交生活を楽しむようになり、生活が華やかになったようだ。
74歳になった今も元気で、日々の生活や旅を楽しんでる様子が、私にとっても嬉しい。
「私達の友情は何年くらい続いているのかしら?」と聞かれ、13年くらいになるかな、と考える。
(後で数えたところ、2014年に出会ったので12年)
小学校の先生だったStellaからは、私が憧れ続けるイギリスの文化や歴史について本当に沢山の事を教えてもらい、出会った当時のつたない英語を辛抱強く聞いてくれて、英語でコミュニケーションする喜びまで与えてくれたことには感謝してもしきれないほどだ。
2人に出会えたことで、現在の私があり、年の差ながらも大切に温め続けたこの友情は本当に大切な宝物だ。
次回はどこで会えるのか、再会を楽しみにしながら、2人と別れてカターニャ空港へ向かう。
この後、2人のツアーでは、翌日はシラクーザ、その次の日はエトナ山へバスで登るそうだ。
Travel Data
Catania(8:30) → Taormina(9:40) 4.90 euro
Teatro Greco 10 euro
Taormina(13:45) → Catania Airport(15:10) 7.50 euro
Catania (16:15) → Fiumicino (17:35)





