2013年7月19日金曜日

7月19日(ローマにて)


そういえば、私は今までに一体何回イギリスを訪れたんだろう?
よい機会なので、記憶をたぐりよせて、まとめてみることにした。

① 1991、夏
記念すべき第1回目のイギリス訪問は、日本旅行のパックツアーだった。
大学3年の夏、友人の今泉さんと参加。
ロンドン、バース、ストラットフォード・アポン・エイボン、コッツウォルズ、オックスフォードなどを周遊。

② 1993年、夏
1回目の旅行ですっかりイギリスに魅了され、今泉さんと再訪を決行。
ロンドンのチャーチルホテルに滞在しながら自由観光を楽しむ。


③ 2001年7月3〜7日
この前年に建築士試験に合格したのを機に、海外への1人旅に挑戦する。
やはり初めてで怖かったので、3泊5日だけの短いロンドン滞在を計画。
とりあえず無事に帰ってこれた。

④ 2002年4月2〜9日
前年の旅で少し自信をつけて、この年はロンドンとコペンハーゲンにも足を伸ばして1週間の1人旅。

⑤ 2003年6月3〜9日
前年の旅で更に自信をつけ、ロンドンとパリの2都市に滞在。


⑥ 2004年7月1〜23日
イギリス訪問を重ねていくうちに、この国で暮らすことに興味を持ち始め、仕事を2ヶ月休職してサンフランシスコとロンドンに1ヶ月ずつ滞在。
イギリスでは初めの1週間は旅行会社のホームステイプログラムを利用して一般家庭に滞在、この時にStellaとMylesに出会う。
その後はB&Bに滞在しながら、Richmond Adult Community College の夏期講習インテリアデザインコースに通うが、授業の英語がほとんど分からない。

⑦ 2005年8月20日〜2006年8月19日
ついにイギリスへの本格留学を果たす。
Richmond Adult Community College の英語クラスに1年間在籍。

教室にて。

Twickenhamの家の自室。

週末アルバイトしたタイレストラン。
⑧ 2007年2月23日〜4月19日
イタリア生活を始める前に2ヶ月間滞在。
前年にOxfamのボランティアで知り合ったMaureenとJohnの家で家事手伝いをしながら暮らす。
語学学校にも通い、カランメソッド方式の授業でSpeakingを強化。

Maureen,Johnと共に。

自室。

⑨ 2007年8月14〜19日
ローマから夏休みの訪問。
StellaとMylesの家に滞在。

⑩ 2008年9月20〜28日
RichmondのMaureenの家に滞在。(Johnは2007年夏に亡くなっている)
この家にはイタリア人とポーランド人の女の子も暮らしていた。

Richmond橋。お気に入りの眺め。


⑪ 2010年10月5〜9日
前半はStellaとMyles宅、後半は昔アルバイトをしていたTwickenhamのB&Bに滞在。

B&Bの主人Jennifer&Dave


⑫ 2011年6月6日〜13日
イギリスにパックツアーで来た母と合流。
ロンドンやリッチモンドで過ごした後、FarnhamのStellaとMylesの家に一緒に滞在する。

母とStella, Myles
⑬ 2013年6月18〜27日
長引いていた滞在許可証問題が解決し、2年ぶりにイタリア国外脱出。
イギリス本島周遊、そして久々の友人達との再会を楽しむ。

2013年7月14日日曜日

7月14日(ローマにて)



とっておきの旅のお土産(5)


今日は私の誕生日。
イギリスのStella とMylesからお祝いのカードが届いた。

可愛らいい手作りのカード。
よく見ると、カード作りのプロらしく高度なテクニックが散りばめられている。

イギリス人は、カードの交換が大好きだ。
クリスマス、イースターには職場でも手渡しでカード交換がされたり、誕生日、父の日、母の日、結婚記念日、季節の挨拶、お礼のカード、なにかと機会を作っては大量にカードを交換しあう珍しい国民だ。

これだけ頻繁に交換していては、手元にいくらあっても足りないので、スーパーなどではお得なBOX入りカードなど売られている。

もちろん、自前のカード作りも盛んだ。
私もイギリス人の仲間入りをしようと、先日の旅でカード作りに関する雑誌を購入してきた。


 このようなカード雑誌が数種類、月刊で販売されており、さまざまな新テクニック、素材ペーパーが付録で付いていたりする。


更に、チャリティーショップにて、地元民の寄付による手作りカードも購入してきた。


ピンキングハサミを活用しての立体的演出だ。
価格は99セント。
これも立派なチャリティーである。


私の手作りデビューは、今年のクリスマスカードの予定。
さりげなく和風テイストなど散りばめた、あっと驚かれるカードを作ろうと企んでいるが、果たして結果はうまくいくかどうか。。。?






2013年6月27日木曜日

6月27日(Farnham → Roma)


 10日間の素晴らしいイギリス滞在もついに最終日を迎え、今日はローマへ帰る日だ。

イギリスへの訪問は、私の人生の中ですでに10回を超えているが、今回は久しぶりの1人旅ということもあり、事前にかなり気合を入れて綿密な計画を練ったので、毎日が素晴らしく充実した滞在だった。
 StellaとMylesとの日々の会話からも、イギリスに関する再発見や学ぶ事がたくさんあり、ますますこの国が好きになってしまった。

このままずっとここで過ごしていたいが、ローマでの生活があるのでそうはいかない。

惜しみながらも、最終回になってしまったMylesの美味しい朝ごはんを一緒に食べる。

Sainsbury's

 朝食後には近所のスーパーSainsbury's へ。
新鮮なイギリスの食パン1斤、そして私の大好物のWensleydaleチーズ(ラズベリー入り)を買う。
ヨーロッパ内では、チーズに関しては各国名産品の保護協定があるらしく、他国名産のチーズはほどんと輸入されていない。
そのため、いつも旅の最終日にはチーズを買って新聞紙で保冷して素早く持ち帰ることにしている。


荷造りを済ませ、紅茶とビスケットで一息ついた後、15:30の飛行機に乗るために出発する。
2人には、最寄りの駅まで車で送ってもらった。

お別れのキスを済ませた後、駅で配布している無料の新聞「Metro」をそれぞれ持ち帰る。

Metro紙面
 ちょうどこの時はウィンブルドンの真っ最中。
待望のロジャー・フェデラーが残念ながら早い段階で敗退してしまったニュース。

Evening Standard紙面
ロンドンでは、現在、無料の新聞2紙が毎日配布されている。
無料といっても、80ページ近いボリュームで通勤電車内で読めば世の中の動きが全て分かる。
発行の費用はおそらく広告料金でまかなわれているのだろう。
日本では若い世代の新聞離れが嘆かれているが、イギリスを見習って旧来のシステムを大変革させてこのような内容の充実した無料新聞を主流にしてほしいものだ。
なにせ無料なので、車内やカフェ、街中どこでもみんな新聞を読んでいる。


ロンドン・ガトゥック空港からローマのフィウミチーノ空港へ、そして電車、バスで自宅まで、長い旅を経て、家に到着したのは夜10時を過ぎていた。

スーツケース、そして私の心の中も楽しかった旅の思い出でギッシリだ。




とっておきの旅のお土産(4)


 Stella特製のマーマレード。

イギリスのビターマーマレードの原材料であるセヴィル・オレンジは、イギリス国内では栽培されず、全てスペインから輸入されている。
毎年2月になると、八百屋やスーパーなどで販売され、英国人主婦達は大量に購入してマーマレード作りに励むそうだ。
出来上がったマーマレードは小分けにボトルに詰め、遠い地に住む子供や親戚、友人などにプレゼントするそうだ。(神戸のイカナゴ釘煮と同じパターン)

オレンジの皮を刻む作業が、なかなか手間がかかって大変らしい。



- Travel Data -

SouthWest Trains (£13.60)

Easy Jet (£76.86)
London Gatwick Airport 15:55
Roma FIuminico Airport 19:25

2013年6月26日水曜日

6月26日(London)

ピカデリー・サーカス
今日は丸1日、ロンドン中心部へ出かけることにする。
滞在先のFarnhamから、直通電車で1時間、切符は14ポンド(2千円)。
あまりにも理不尽な運賃設定に文句を言わずにいられないが、この路線は市民の通勤に利用されるドル箱路線ということで、ここぞ!と高い値段を設定しているらしい。
最近では片道6ポンドの直通バスが運行始めたそうだが、1日1本しか無いのであまり役に立たない。


まずは最も賑やかな繁華街、ピカデリー・サーカスへ向かう。
ここにはジャパン・センターというかなり大型の日本食スーパーがあり、ロンドンへ出向く時には必ず訪れるスポットだ。
ロンドンには日本人駐在員などが多いせいか、品揃えが豊富で値段も割りと良心的。
ローマではなかなか手に入らない、梅干し、ゆかり、乾燥ひじきを購入。

近くのチャイナタウンでチャーシュー入りの惣菜パンを買って歩き食べするのも、いつものお決まりコースだ。


ビッグ・ベン
せっかくのロンドン訪問なので、名所は押さえておかねばと、地下鉄ウエストミンスター駅で下車。
国会議事堂の時計塔「ビッグ・ベン」を仰ぐ。

ロンドン・アイ
 テムズ川の向こうには、巨大観覧車ロンドン・アイも見える。
この観覧車はミレニアムに合わせて2000年に開業、大型のカプセルには一度に25人まで乗ることができる。
搭乗料金は1人17ポンド。
ロンドンを訪れるなら1度は体験しておきたい素晴らしい眺めだ。(私は2006年体験済み)


短時間ながらも名所参拝を済ませ、次の目的地、マーブル・アーチ駅へ。
ハイドパーク東北方向にあるこのエリアはアラブ人街(お金持ちの!)になっており、立ち並ぶ店の看板はアラビア語が連なり、異国情緒を感じさせられる。

カフェ
カフェのテラス席でくつろぐ紳士達は、なにやら見慣れぬ大掛かりなパイプを吸っている。
Hubble Bubble(水タバコ)と言うらしい。
「不思議の国のアリス」の中でイモ虫マダムが吸っている場面以外で、実物を見たのは初めて。


 目指すはレバノン食品店、Green Valley。
レバノンの上品なスイーツやスパイスに魅せられており、ローマでは入手不可能なので、今回のロンドン訪問に備えて事前に調べておいた店だ。

 ショーケースに並ぶ、職人芸を感じさせる美しいお菓子にウットリしてしまうが、ここで買いすぎてはいけないと自制しながらも、2キロ近い食品を購入。


そうこうしているうちに、もう夕方に。
本日最後の目的地、リバプール・ストリート駅を目指す。

ここでは、今では唯一の在住日本人の友人であるクミコさんと夕食の待ち合わせ。
クミコさんは、私が語学留学をしていた8年前に知り合い、その後現地で結婚して今はNHKロンドンオフィスで活躍している。

夕食はスタイリッシュなムードの和食レストランへ。
和食といってもスタッフの中に日本人の影は無く、完全なイギリス人の手によるJapanese Foodだ。
私達日本人から見ると微妙にヘンな部分はあるが、こういうテイストもけっこう面白い。
野菜サラダがたっぷり入った刺身弁当をごちそうになって大満足。

久しぶりの再会で、積もる話は尽きないが、私の電車の都合で7時には別れなくてないけない。
短いながらも充実したひとときを過ごし、近い再会を約束して帰途へつく。



旅のとっておきのお土産(3)

ザータル
 ザータルとは、ハーブのタイムをベースとした、いわば日本の「ふりかけ」のような食品である。
小皿に適量取り、オリーブオイルと混ぜてペースト状にして、パン(アラブ風の丸くて平たい)ですくいとって食べる。
原材料は、タイム、白ゴマ、スマーク(酸味のあるスパイス)、塩。
ヨーグルトを加えても美味しい。
冷凍パイシートに塗ってオーブンで焼くと、香ばしいスナックにもなる。



- Travel Data -

Super Off Peak Travel Card  £21.70

Green Valley
36 Upper Berkeley Street (Marble Arch)
tel: 0207 402 7385

2013年6月25日火曜日

6月25日(Windsor)

ウィンザーのテムズ川
今日はMylesの運転で、ウィンザーへ1日観光に出かける。
ウィンザーは今からちょうど20年前、初めてのイギリス旅行(パックツアー)で訪れたことがあるが、当時は初のイギリスに浮かれてしまって細かい記憶は全く無い。

車を駅前パーキングに停め、まずはウィンザーの町並みの観光から。

Windsor & Eton 中央駅
中央駅は、1997年に大幅なリモデリング工事が行われ、旧来の構造を残しつつも新設のショッピングアーケードとの複合建築になっている。
イギリスらしい重厚感とマッチして、気持ちのよい空間だ。

かつての皇族待合室。
 かつては女王陛下の待合室だった部屋は、現在はレストランの一部になっている。

Guild Hall
 ギルドホールは、2005年チャールズ皇太子がカミラ夫人と結婚式を挙げたことで有名。
同年にエルトン・ジョンもここで同性婚の式を挙げている。

実際に訪れてみると、驚くほど地味な建物だった。
皇太子の式の際、エリザベス女王はあまりに質素な式なので出席を辞退したという経緯にもちょっと納得。


 上の写真は、ギルドホールの隣にあるカフェ。
建物が斜めに傾いている。

                ***************

市内をぐるっと観光した後、持参したサンドイッチのお弁当(毎回おなじみ!)を食べて、いざウィンザー城へ。

この日の気温は、20度を少し上回る程度。
イギリスとしては上々の夏の快晴だ。
StellaとMylesは半袖だが、一方私はセーターに革ジャンという冬の服装。
イギリス人の皮膚は寒さに強いので彼らの服装に惑わされてはいけない、ということはかつてのイギリス生活で学習済み。

ウィンザー城の内部では写真撮影が禁止されているため、Webからの写真を拝借する。

St.George's Chapel
聖ジョージ礼拝堂内には、ガーター勲章士の間があり、現在勲位を維持する騎士の紋章が掲げられている。
よく見ると、その中に菊の紋章の旗が。
日本の天皇は明治時代以来、現在の天皇陛下まで世襲にてこの勲位を受け継いでいる。
サッチャー元首相もガーター騎士の一員であったが、死去のため現在は空席。

今日6月26日は、このチャペルにてオルガンコンサートが催された。
開演時間は事前にWebSiteで確認済み。
チャペル内の大パイプオルガンを、2人のオルガニストが交代で演奏する。
パイプオルガンの演奏は手足をフルに使っての重労働らしいが、さすがに2人ともかなりの長身で手足が長い。
1人はバッハなどの古典曲、若いもう1人は現代風の曲が中心で、大音量の生演奏はとても貴重な経験となった。


王室絵画展のポスター
 そしてもう1つ、今回面白かったのが王室メンバーによる絵画展覧会。
期間限定である。
ヴィクトリア女王からチャールズ皇太子まで、決してプロ級の腕前とは言えないが、忙しい公務の合間を縫って絵を描くことを楽しんでいたとは、意外な一面を発見して興味深かった。

エリザベス女王の夫、エジンバラ公が若い頃の女王陛下を座らせて描いた油彩画など、なんとも微笑ましい。
現在の王室メンバーの中で一番絵画に熱心なのは、チャールズ皇太子らしい。
イギリス各地の風景画を、なんとも男らしいタッチで仕上げている。

              ***************************

ウィンザー城の入場チケットは17.75ポンド。(2200円くらい)
あまりにも高値!と思いがちだが、実は大変便利なシステムが隠されている。
見学後に所定の場所でチケットにスタンプを押してもらうと、それが今日から1年間有効の入場パスとなる。
つまり、身体が許すのであれば、今日から365日毎日、追加料金ナシで訪れることが可能だ。
ウィンザー城では期間限定の企画展や、コンサートも度々開催されるので、地元住民にとっては嬉しいサービスだと思う。

私も2度目の訪問を願って、スタンプをもらった。







     

2013年6月24日月曜日

6月24日(Farnham)

Farnhamの町並み。

イギリス周遊の旅を終え、今日は滞在先のStella宅でゆっくり、周辺の散歩などして過ごすことにする。

町のメインストリートであるFarnham駅前通りまでは、歩いて40分の道のり。
バスもあるが、時間はたっぷりあるので町並みをゆっくり眺めながら歩いて行く。



Lion and Lamb's Yard
 上の写真は、Farnhamの名所の1つである「Lion and Lamb's Yard」ショッピングアーケード。
Farnham散歩には欠かせないスポット。

このアーケードのシンボルであるライオンと子羊の像。
木造の彫刻で趣きがある。

ライオンが子羊を抱いて微笑みかけている。。。非現実的なモチーフだが、経緯は不明。
来るたびに心が癒される。


Cafe Nero
チェーン・コーヒー店Cafe Nero にて、大好きなソイラテとマフィンを注文してリラックスタイム。
イギリスには、このような落ち着けるカフェが沢山あり、新聞など持ち込んで日がな1日を過ごす老人などもよく見かけられる。
一方イタリアではカフェといえば、立ち飲みエスプレッソ→Go!といった調子で、あっという間に立ち去るスタイルが定着している。
いつか将来、スターバックスなど、手頃で落ち着けるカフェが上陸することを常々願っている。


              ********************

今日の夕食は、Stella夫妻のリクエストで、私が日本式カレーライスを作る約束になっている。
ベジタリアンのMylesのために、夏野菜のカレーに決定。
ナス、ズッキーニ、パプリカなどを調達する。
カレールーは、事前にローマの輸入食材店にて購入済み。

ご飯はバスマティライスをお鍋で炊き、カレーはちょっと多めに4人分作った。

私を含め、3人ともけっして若くはないので、そんなに沢山は食べないかなと思っていたら、予想に反し、とっても美味しく奪い合うように(?)あっという間に平らげる。
調理時間の1/3くらいの時間で食べ終わってしまうのは、なんとももったいない気がするが、喜んでもらえて良かった。


とっておきの旅のお土産(2)

Royal Mail First Day Cover
 First Day Cover とは、郵便切手の発売初日に、その当日の消印が押された封筒のこと。
切手コレクターにとっては大変貴重な収集品である。

写真の封筒は、チャリティーショップOxfamにて発掘した。
近所の住民より寄付された物である。
1994年2月1日発行、1.99ポンドでGET。

イギリス人なら誰でも知っている有名な童話の挿絵が10種類。
そのうち私が知っているのは4種だけだ。
これから時間を見つけては、未知の物語を1つ1つ紐解いていくのが楽しみだ。

★後日談
家に戻ってから、さっそく自慢気にStellaに見せたところ、「それなら私も持ってるわよ」と納戸から分厚いファイルを出してきた。
Stellaのコレクションは母親の代から受け継がれたもので、軽く100枚以上の封筒が収められている。
Stellaは記念切手のコレクターでもあったのだ。
今回の私の自慢も、あえなく惨敗。。。










2013年6月23日日曜日

6月23日(Manchester → Farnham)

Manchester Piccadilly 駅
 今日は5日間のイギリス本島周遊の旅を終え、Farnhamへ帰る日だ。
マンチェスターでは他に訪れたい名所も無かったので、ホテルチェックアウトの11時まで部屋で持参したI-Padで日本のドラマなど見て過ごす。
11時ちょうどにフロントへ降りると、私と同じくチェックアウトする宿泊者で長蛇の列!
皆、考えることは同じなようだ。

トラムに乗って、ロンドン行き列車に乗るため、ピカデリー駅へ。
駅構内は、完全に現代建築スタイルで、グラスゴー駅のような木のぬくもりは全く無い。
どうやらマンチェスターは迷いもなく最先端都市へと変革中なようだ。


駅へ向かう道中、個人的に興味シンシンなポスターを見つけた。


私が大ファンのイギリスのクレイ(粘土)アニメ「ウォレスとグルミット」のジェットコースターがブラックプールの遊園地に登場したようだ!

早速インターネットで調べてみると、本当につい先日登場したばかり。
総工費525万ポンド(8億円!)もかけての大プロジェクト。
ウォレスの発明した室内履き型ライドに乗って、立体的に再現された歴代フィルムの名場面を眺めながら進んでいくようだ。
これは、ぜひとも体験してみたい!


 - Travel data -

Virgin Trains (£16.50)
Manchester 12:55
Aldershot 17:07

2013年6月22日土曜日

6月22日(Newcastle → Manchester)


朝10時にニューカッスルを出発し、バスで一路マンチェスターへ。
今日の移動には、イギリスの老舗バス会社であるNational Express を利用した。
昨今の厳しい価格競争のためか、こちらもけっこう安い。
大型バスの車内は広く快適。

バスの車窓から見るマンチェスターの中心部は、思いの外、かなりキタナイ。
壁の落書きや、路上のゴミ、たむろす汚い(というかおそらくファッション)服装の若者達。
かつては、産業革命の中心的都市として栄えたが、大都市には光と影の面がある現実はやむを得ない。

今回予約したホテルは、中心部からトラムで約30分、Mediacity UK という最近開発された新エリアである。

Mediacity UK
Mediacityという名前だけに、BBCやITVの新社屋ビルが立ち並ぶ。
BBCの放送スタジオが、かつてのロンドンからここマンチェスターに移動しつつある段階だそうだ。

Holiday Inn
宿泊したのは、Holiday Inn。
イギリスでは珍しい、ピカピカの高層ビルに期待が膨らむ。
フロントでキーをもらったのは、10階のナイスビューな部屋。
広いダブルルームで、天井から床までガラス貼りの窓を背にして社長室みたいなスタイリッシュな机が配置されている。

だが、感動はそこまで。

Holiday Innはエコホテルを謳っているため、バスルームにアメニティーは無く、タオルは最小限、「毎日交換しないよ」との注意書き。
冷蔵庫の飲み物はコンピューター制御で、勝手に抜き取ると代金が計上される。
さらに、エコのため冷蔵庫の温度を高めに設定してるため「持参の食べ物は入れないでね」との注意書き。
 ケチ!
インターネット接続も「もしや有料!?」と思い、フロントに電話で聞いてみると、これは無料とのこと。
せいぜい部屋にいる時は、この無料のサービスを大活用することにする。



部屋であまりのんびりしている時間もなく、マンチェスター訪問の最大目的であるマンチェスター・ユナイテッドの本拠地「Old Trafford Stadium」を目指す。

スタジアムは、ホテルと同じく新開発ゾーン内にあり、建物への見通しは良いが、実際歩いてみると結構遠く、30分。

やっと到着。

スタジアム入口。
 予約しておいたスタジアムツアーは4時にスタート。
まだ1時間くらいあるので、スタジアム内のミュージアムを見学。


入口を入ると、これまでに獲得したトロフィーが数百個(!)キラキラと輝き、展示されている。
さらに進んで行くと、歴代のユニフォーム展示、チームの歴史、伝説的なプレイヤー、監督の紹介が、整然と、とても分かりやすく展示されている。

が、そもそも私自身がチームに関する予備知識があまりないため、ざっと見て回ったら15分で終わってしまった。
これではあまりにもモッタイナイので、スタート地点からもう3周ほど見学を繰り返しているうちに、だんだんと歴史のつながりが見えてきて、興味深く説明を読むようになってきた。

チーム史の最大キーワードである、「ミュヘンの悲劇」と名プレイヤー「ボビー・チャールトン」 について学び、ひとまず収穫アリと見学を終了。


スタジアムツアーは、20人くらいのグループで10分おきくらいに開始されており、大盛況だ。

シーズンオフのため、ピッチに芝は取り除かれていた。これもレアな光景。
Dug Out。ローマより豪華。床暖房完備らしい。
更衣室。これはイタリアよりシンプル。
「ミュヘンの悲劇」メモリアル時計。
「ミュヘンの悲劇」メモリアルプレート。

「ミュヘンの悲劇」とは、1958年2月6日、ユーゴスラビアでの遠征試合のあと、チームのチャーター機が中継地のミュヘンの空港にて大破した航空事故である。
この惨事により、主力選手8名を含む23名が死亡した。
伝説的プレイヤーであるボビー・チャールトンも同航空機の乗りあわせていたが、幸運にも一命を取りとめ、その後のチームの黄金時代を築きあげる。(彼は2012年ロンドンオリンピック開会式でも活躍)

スタジアム併設のメガストア。ほんとに巨大。


- Travel Data -

National Express (£12.50)
Newcastle 10:00
Manchester 13:35

Old Trafford Stadium

Holiday Inn Mediacity £99/n