2013年6月22日土曜日

6月22日(Newcastle → Manchester)


朝10時にニューカッスルを出発し、バスで一路マンチェスターへ。
今日の移動には、イギリスの老舗バス会社であるNational Express を利用した。
昨今の厳しい価格競争のためか、こちらもけっこう安い。
大型バスの車内は広く快適。

バスの車窓から見るマンチェスターの中心部は、思いの外、かなりキタナイ。
壁の落書きや、路上のゴミ、たむろす汚い(というかおそらくファッション)服装の若者達。
かつては、産業革命の中心的都市として栄えたが、大都市には光と影の面がある現実はやむを得ない。

今回予約したホテルは、中心部からトラムで約30分、Mediacity UK という最近開発された新エリアである。

Mediacity UK
Mediacityという名前だけに、BBCやITVの新社屋ビルが立ち並ぶ。
BBCの放送スタジオが、かつてのロンドンからここマンチェスターに移動しつつある段階だそうだ。

Holiday Inn
宿泊したのは、Holiday Inn。
イギリスでは珍しい、ピカピカの高層ビルに期待が膨らむ。
フロントでキーをもらったのは、10階のナイスビューな部屋。
広いダブルルームで、天井から床までガラス貼りの窓を背にして社長室みたいなスタイリッシュな机が配置されている。

だが、感動はそこまで。

Holiday Innはエコホテルを謳っているため、バスルームにアメニティーは無く、タオルは最小限、「毎日交換しないよ」との注意書き。
冷蔵庫の飲み物はコンピューター制御で、勝手に抜き取ると代金が計上される。
さらに、エコのため冷蔵庫の温度を高めに設定してるため「持参の食べ物は入れないでね」との注意書き。
 ケチ!
インターネット接続も「もしや有料!?」と思い、フロントに電話で聞いてみると、これは無料とのこと。
せいぜい部屋にいる時は、この無料のサービスを大活用することにする。



部屋であまりのんびりしている時間もなく、マンチェスター訪問の最大目的であるマンチェスター・ユナイテッドの本拠地「Old Trafford Stadium」を目指す。

スタジアムは、ホテルと同じく新開発ゾーン内にあり、建物への見通しは良いが、実際歩いてみると結構遠く、30分。

やっと到着。

スタジアム入口。
 予約しておいたスタジアムツアーは4時にスタート。
まだ1時間くらいあるので、スタジアム内のミュージアムを見学。


入口を入ると、これまでに獲得したトロフィーが数百個(!)キラキラと輝き、展示されている。
さらに進んで行くと、歴代のユニフォーム展示、チームの歴史、伝説的なプレイヤー、監督の紹介が、整然と、とても分かりやすく展示されている。

が、そもそも私自身がチームに関する予備知識があまりないため、ざっと見て回ったら15分で終わってしまった。
これではあまりにもモッタイナイので、スタート地点からもう3周ほど見学を繰り返しているうちに、だんだんと歴史のつながりが見えてきて、興味深く説明を読むようになってきた。

チーム史の最大キーワードである、「ミュヘンの悲劇」と名プレイヤー「ボビー・チャールトン」 について学び、ひとまず収穫アリと見学を終了。


スタジアムツアーは、20人くらいのグループで10分おきくらいに開始されており、大盛況だ。

シーズンオフのため、ピッチに芝は取り除かれていた。これもレアな光景。
Dug Out。ローマより豪華。床暖房完備らしい。
更衣室。これはイタリアよりシンプル。
「ミュヘンの悲劇」メモリアル時計。
「ミュヘンの悲劇」メモリアルプレート。

「ミュヘンの悲劇」とは、1958年2月6日、ユーゴスラビアでの遠征試合のあと、チームのチャーター機が中継地のミュヘンの空港にて大破した航空事故である。
この惨事により、主力選手8名を含む23名が死亡した。
伝説的プレイヤーであるボビー・チャールトンも同航空機の乗りあわせていたが、幸運にも一命を取りとめ、その後のチームの黄金時代を築きあげる。(彼は2012年ロンドンオリンピック開会式でも活躍)

スタジアム併設のメガストア。ほんとに巨大。


- Travel Data -

National Express (£12.50)
Newcastle 10:00
Manchester 13:35

Old Trafford Stadium

Holiday Inn Mediacity £99/n